リモートワーク・在宅ワークOKの求人の探し方と転職の秘訣とは?

転職・就職 最終更新日:

リモートワーク・在宅ワークOKの求人の探し方と転職の秘訣とは?

「リモートワークを許可してもらえる求人を探しているが、どのように探せば良いのだろうか」「リモートワーク求人の探し方が分からない。どのように探すことが最も効率的なのだろうか」と気になりませんか。

リモートワーク可能な求人を探す方法として、転職サイトや転職エージェント、求人サイトを活用するといった方法があります。

本記事ではリモートワーク可能な求人の探し方について解説します。

目次

リモートワーク求人数の現状

大前提として、リモートワークOKの求人はピーク時と比べると減少しています。その現状と背景について以下に解説します。

リモートワークの現状

コロナが空けて、求人数は減少傾向

新型コロナウイルス感染症がインフルエンザ等と同じく5類扱いとされ、一段落を迎えました。その結果、リモートワークの求人数そのものが減少しています。東京都の発表によると、ピーク時には64.8%の企業がリモートワークを実施していましたが、2023年5月時点では44%にまで減少し、ピーク時と比べて20%以上の実施企業が減少しています。

参考:東京都 テレワーク実施率調査結果をお知らせします!5月の調査結果

一時期は多くの企業が取り入れたリモートワークでしたが、緊急性が薄れ、一気に通常の出社に戻す傾向が見受けられます。

コミュニケーションやチームワークの課題

リモートワーク求人が減少している理由には、コミュニケーションやチームワークの問題があります。ビデオ会議ツールなどリモートワークをスムーズにするツールが整ってきてはいるものの、それでもなお出社時と比べるとリモートワーク時はチームメイトとのコミュニケーションがとりづらくなります。

またマネージャーにとっては、部下やチームメンバーが何をしているのかが把握しにくいことが大きな課題となります。そのため、一旦リモートワークを導入したものの、リモートワークを廃止し、出社を必須とする企業が増えていると考えられます。

職業間での不平等が発生する

リモートワークの制度を導入したとしても、一部の職種では、出勤が必要な場合があります。例えば、製造業では機械操作や生産ラインでの作業が必要であり、リモートワークが不可能です。同様に、建設業や医療業界などもバックオフィス業務はリモートワークが可能ですが、物理的な業務はリモートワークには適していないことがあります。このような職種間の差を解決できる包括的な制度設計を見出せない企業もまたリモートワークを縮小させていく傾向にあります。

リモートワーク求人の探し方

上記の通り、リモートワーク求人は減少傾向にありますが、それでもなおリモートワークの求人は存在します。以下でリモートワーク求人の探し方を解説します。

リモートワークの求人の探し方

転職サイトに登録して探す

リモートワーク求人を探す方法として、転職サイトに登録して探す方法があります。大手転職サイトにもリモートワーク可の求人を探すことはできますが、以下のようなリモートワーク求人に強いサイト(転職エージェント含む)もあります。

Reworker
Reworker

エンジニアの仕事から営業の仕事まで幅広い求人を紹介しています。

ReWorks
ReWorks

キャリアチェンジのための転職から、残業時間の短い職場を探したいといったニーズに応える求人が用意されています。

ユニゾンキャリア
ユニゾンキャリア

IT業界に精通したキャリアアドバイザーが支援を行う転職エージェントサービスです。自社開発、大手企業、メガベンチャーなどの10,000以上のITエンジニア求人を取り扱っており、リモートワーク求人特集も組まれています。

転職エージェントに要望を伝える

転職サイトから自分に合った求人を探す手間をかけたくないという方は転職エージェントを活用するのも一つの方法です。転職エージェントに対して、リモートワークの求人を探している旨を伝えることで、Webサイトには掲載されていない非公開求人なども含めて、リモート・在宅ワーク可の求人を紹介してもらえる可能性があります。

また、転職市場に精通しているエージェントであれば、そもそも対象となる職種や年収たいでリモートワーク前提の転職ができそうかどうかというアドバイスをもらうこともできます。

Anycrewでもリモートokな会社の求人を紹介しています。

弊社Anycrewの転職エージェントサービスでも、リモートワークが可能な会社の求人をご紹介しています。Web上に公開をしているのは一部の求人のみですが、 こちらのページ でリモートワークOKの求人を紹介しているので参考にしてみてください。

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リモートワーク求人での転職のポイント

リモートワーク求人での転職のポイント

希望のリモートワーク求人が見つかり、エントリーをすることになった場合、選考プロセスにあたっては以下のようなポイントに気をつけるようにしましょう。

企業そのものへの志望動機を前面に伝える

リモートワーク求人に応募する際は、リモートワークをしたいという希望が前面に出過ぎないように注意が必要です。リモートワークがしたいという思いを転職理由の中心にしてしまうと単にリモートワークができれば自社でなくても良いのではないかと思われてしまいます。

リモートワークへの興味だけでなく、自分が本当にやりたい仕事があり、その企業で働きたいという気持ちが伝しっかりわる志望動機を述べるようにしましょう。

リモートワークのみに固執する姿勢はNG

上と近い話ですが、リモートワーク求人に応募する際には、リモートワークのみにこだわり過ぎないように注意しましょう。一部の仕事ではオフィスへの出勤が必要な場合もあります。特に、クライアントやチームとの対面会議が重要な業務では、リモートワークが難しいことがあります。また、現在はリモートワークを許可している企業でも、いつまでその制度がつづくかは保証できません。それを踏まえると、企業はリモートでなくてもOKという柔軟性のある候補者を優先的に選ぶことになります。

自己管理ができる人材であることを強調する

リモートワークの求人に応募する際には、自己管理能力を強調することが重要です。なぜなら、リモートワークは自己管理が求められる働き方だからです。自分自身でスケジュールを管理し、タスクを優先順位付けてこなす必要があります。自己管理能力が高い人材は、リモートワークを成功させやすいと評価されます。また、自己管理能力の高さは、納期を守り、業務に対する責任感が強いことを示します。信頼性は雇用主やチームから高く評価される要素であり、面接官に良い印象を与えるのに役立ちます。

リモートワークで働きやすい仕事

次に、参考情報としてリモートワークで働きやすい仕事がどんな仕事かを記載します。リモートワークで働きたいと考えていても自身の職種がそもそもリモートワークに適していない可能性もあるという点は注意が必要です。

リモートワークで働きやすい仕事の特徴

成果で評価が決定される職種

リモートワークで働きやすい仕事は、成果に基づいて評価される仕事です。その理由は、成果を重視する職種では、リモートワークで仕事の過程が見えなくても、成果物や数値に基づいて従業員のパフォーマンスを評価しやすいからです。

例えば、ITエンジニアやデザイナーなどの仕事は、成果物が見えやすく成果による評価が比較的行いやすい仕事です。成果が明確に見える仕事は、リモートワーカーの業績を評価することが可能であり、勤務地に関係なく成果を測定しやすいため、リモートワークに適しています。

生産現場に足を運ぶ必要性がない

リモートワークに適した仕事は、生産現場への出勤が不要な仕事です。なぜなら、実際に現場で物理的な作業を行わなければならない職種は、リモートワークに移行することができないからです。例えば、製造現場や医療福祉関連の仕事は、物理的な作業だけでなく、管理監督者や患者とのコミュニケーションも重要視されます。一方で、事務職やITエンジニアなどは、パソコンさえあれば業務を遂行できるため、リモートワークに適していると言えます。

コミュニケーションを取る量が少ない

リモートワークに適している仕事は、コミュニケーションの必要性が少ない仕事です。なぜなら、コミュニケーションの頻度や必要性が低い仕事は、主にタスクに集中することが求められるからです。具体的には、プログラムのコーディングやデータ分析などが該当します。このような仕事では、他のメンバーとのコミュニケーションが限定的であり、リモートワークが適用できるのです。

リモートワークに適している職種

具体的にリモートワークに適している職種として、以下のような職種があります。

リモートワークに適している職種

管理部門(総務・人事・経理・法務)

総務、人事、経理、法務の管理部門は、リモートワークに適した職種です。これらの職種での仕事は主に契約書などの文書作成、データ分析、データ処理などのデスクワークが中心で個人で進める業務も多いためオンラインで行うことができます。また、クラウドベースの経理ソフトウェア、オンライン契約管理ツール、リモート会議ツールなどバックオフィス業務を支援するツールが増えており、リモートでの業務がより行いやすくなっています。

デザイナー・エンジニア

デザイナーやエンジニアの仕事も、リモートワークに適した職種と言えます。上述の通りデザイナーやエンジニアの業務は比較的成果物がわかりやすく、また個人作業がメインとなることが多いため、リモートワークであっても支障をきたしにくいと言えます。

むしろ、プログラミングやデザインの業務は、自身の作業に集中できる環境が重要な業務のため、リモートワークの方が生産性が上がるという方も少なくないでしょう。

マーケター(Web・デジタルマーケター)

Webマーケターやデジタルマーケターの業務も多くの場合リモートワークが可能です。デジタルマーケティングで用いる広告配信やデータ分析のツールの多くはオンラインでアクセスすることが可能です。また、一度方針が決まれば作業の多くは個人で行うことが可能です。一方で、戦略や方針を立てるにあたっては、関係部門との折衝が必ず必要となるため、そういったコミュニケーションは対面の方が効率が良いという考え方もあります。また個人情報などを扱場合は情報保護の観点からリモートワークでの作業が難しい場合もあるので注意が必要です。

まとめ

本記事では、リモートワーク求人の探し方について解説しました。特に注目していただきたい点は、リモートワーク求人が減少しているということです。新型コロナウイルス感染症の影響が収束し、通常の出社に切り替える企業も増えています。このような状況だからこそ、リモートワークを実施している企業は、継続的にリモートワークを続ける意識を持っていますし、入社後も長期間にわたってリモートワークをすることができる可能性があります。自分に合った企業を選び、理想の就業環境を実現しましょう。

この記事の監修者

Anycrew Blog 編集部

フリーランス・複業・副業など個人で働く方と企業のマッチングプラットフォームAnycrewを開発するエニィクルー株式会社のメンバーです。

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