経営者マッチングサービス・アプリ9選と活用のコツを解説

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経営者マッチングサービス・アプリ9選と活用のコツを解説

経営者マッチングサービス・アプリは、オンライン上で経営者同士を引き合わせてくれるサービスです。

従来、ビジネスの人脈を作るためには、他人からの紹介や交流会への参加などが主でしたが、経営者マッチングサービス・アプリはパソコンやスマホでも手軽に利用でき、うまく活用すれば効率的に経営者との繋がりを広げることができます。

そこで当記事では、経営者マッチングサービス・アプリを9つご紹介し、活用のコツを解説します。

目次


経営者マッチングサービスの活用用途

経営者と経営者を結びつけるマッチングサービスやアプリを活用すると、具体的にどのようなことができるのでしょうか。

ここでは経営者マッチングサービス・アプリの活用用途について解説します。

決裁者への営業アプローチ

経営者マッチングサービスやアプリを用いて、気になる企業の決裁者に営業アプローチすることが可能です。

決裁者からの承諾を得られれば、すぐに商談を前へ進めることができるため、従来のように、相手企業に何度も何度も足を運び、担当者から決裁者を紹介してもらうなど、手間がかからないことがメリットといえます。

パートナー企業の発掘

経営者マッチングサービスやアプリでは、資本提携、業務提携といった協業のパートナーを見つけることも可能です。

現場の担当者同士だけではなく、経営者間での合意のもと協業を行うことで、方向性のずれが生まれにくくなるとともに、全社を巻き込んだ強固なパートナーシップを生み出すことが可能です。

スポットコンサル

スポットコンサルとは、その名の通り、その領域の専門家による単発のコンサルティングです。世の中にはスポットコンサル専門のWebサービスもありますが、経営者マッチングサービスを使って、その道のプロである経営者に相談をすることも可能です。ただし、マッチングサービスの場合双方にとってメリットがあることが重要なので、ただ情報を求めるだけでなく有益な情報が提供できるようにしましょう。

また、特定領域の専門家による支援を希望する方は弊社Anycrewの副業人材紹介サービス活用もおすすめです。

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その他経営相談・事業相談

経営者マッチングサービス・アプリは、ここまで解説してきた活用用途以外にも、例えば

  • 経営課題の解決
  • 販路拡大
  • サプライチェーンの見直し
  • アウトソーシング先の開拓

など、経営や事業に関する相談や壁打ち相手となる経営者を見つけることもできます。

経営者マッチングサービス9選

ここでは経営者マッチングサービスを9つ紹介します。

それぞれのサービスの特徴を説明するので、自社が求める機能が備わったサービスを選ぶとよいでしょう。

OnlyStory(チラCEO)

onlystory
運営企業株式会社オンリーストーリー
登録者数7,000人超
料金要お問い合わせ

登録者の約70%が社長であるため、効率よく経営者にアプローチすることができます。

経営者や決裁者には、業種、従業員数、ニーズなどのプロフィールが記載されているため、これらの情報をもとに自社が求める人物を絞り込みながら、手軽にアポイントメントを取ることができます。

また、人脈の広い経営者や決裁者が多く登録しているため、出会った人物からさらに異なる人物を紹介してもらえることも期待できます。なお、マッチングプラットフォームに経営者として登録するためには、正社員数10名以上の企業の事業部長以上という条件を満たす必要があります

CXOバンク

CXOバンク
運営企業アイドマホールディングス 
登録者数3,000社超
料金無料

CXOバンクは、会社役員のみが活用できる経営者マッチングサービスです。

その上、完全審査制で独自の審査制度を設けており、一定基準をクリアした経営者だけが登録されているので、信頼性が高いマッチングサービスを実現しています。

新商品・サービスの案内やPR、募集などを何度でも投稿でき、相手が興味を示せばマッチングが成立しなかったとしても、コミュニケーションを取ることができます。

また、1日3人のCXO情報が送られてきて、興味あり・なしを選んでマッチングすることも可能です。

COLABO

COLABO
運営企業株式会社キーパーソンマーケティング
登録者数5,000名超
料金登録無料、法人格ありの経営層は無料、
経営層以外の個人事業主や会社員は月額9,800円

COLABOは、完全審査制の経営者マッチングサービスで、企業情報はもちろん、行動履歴や他者からの評価などをもとにAIがマッチングしてくれます。

業種やこのサービスの利用目的などの条件を設定して経営者を探すことができるため、自社のニーズに応えやすいのが特徴といえます。

さらにリアルな交流にも力を入れており、特定の情報がほしい人に向けた勉強会やセミナーも開催しています。

Linker

Linker
運営企業株式会社ディーノシステム
登録者数44,000回以上のマッチング
料金月額2,700円

Linkerは、経営者層に特化した審査制のマッチングサービスです。2024年4月現在、44,000回以上のマッチングを実現しています。

登録したプロフィールに合わせてAIが自動でマッチングしてくれるため、経営者探しが効率よく行えます。

紹介された経営者から興味のある経営者を探し、「会いたい」「興味あり」を選ぶだけでよく、お互いが「興味あり」以上を選べばマッチングが成立します。なお、マッチング申請以外の機能はほぼ無料という点も特徴です。

BizOn

BizOn
運営企業WizBiz株式会社
登録者数7,700名超
料金無料

BizOnは、中小・ベンチャー企業の社長や役員などが登録されており、毎日おすすめの経営者5人(毎月150人)が紹介されるので、興味を持った相手とマッチングが成立すれば、気軽にメッセージを送ることができます。また、スマホアプリであるため、外出先や移動中でも手軽に会いたい経営者を見つけることができます。

さらに、完全無料でありながら登録審査はスタッフが手動確認しているため、質の高いマッチングも期待できます。

Bowers

Bowers
運営企業株式会社ボイエンシー
登録者数2,500社
料金無料。ただし、Bowersがつながりたい企業の経営者を
マッチングするスポンサープランは月額10,000円

Bowersは、登録業種がITとコンサルで約50%を占めているのが特徴であるため、ITやコンサル業の経営者とつながりを持ちたい場合、おすすめのマッチングサービスといえます。

また、どんな経営者が登録しているかWeb上で確認ができ、無料で経営者にメッセージを送ることもできます。基本的には無料で利用できますが、有料の「経営者アポ獲得支援サービス」に登録すれば、Bowersが探した、自社ニーズに合うおすすめの経営者を紹介してもらえます

GMOコネクト

GMOコネクト
運営企業GMOコネクト株式会社
登録者数3,000名超
料金無料プランライトプラン:初期110,000円、
月額9,900円コネクトプラン:初期110,000円、
月額39,600円エグゼクティブプラン:初期99,000円、月額99,000円

GMOコネクトは、GMOインターネットグループが提供するビジネスマッチングサービスです。定期的に開催されるオンライン交流会では、「自社のサービス説明」と「どんな人を紹介してほしいか」をプレゼンする紹介希望プレゼンタイムがあり、このプレゼンを通して興味を持った人にメッセージを送ってつながることが可能です。

また、取締役・部長以上限定の「エグゼクティブミーティング&会食」サービスもあります。

COBコネクト

COBコネクト
運営企業株式会社セールスコムズ
登録者数2,200社
料金無料プランスタンダードプラン:月額10,000円
プレミアムプラン:月額30,000円

COBコネクトは、有料会員の場合、1日最大5名までマッチングリクエストを行うことが可能です。

会員の約90%が決裁者であるため、マッチング後、直接商品・サービスなどの提案や依頼が可能なので、スムーズに商談を進めることができます。

運営会社である株式会社セールスコムズの役員やコンサルタントがオンラインやオフラインで実際に会って、人間性に問題ない人を厳選して会員を認定しているため、サービス品質の担保につながっています。

yenta

yenta
運営企業株式会社アトラエ
登録者数16,000社超
料金無料~月額5,000円

yentaは経営者限定ではありませんが、経営層の利用者が多いビジネスマッチングサービスです。性格診断をもとにした相性診断、経歴情報をもとにした相手を表示することも可能なのでマッチング後のコミュニケーションもスムーズになりやすいといった特徴があります。

そして、新たな出会いだけではなく、すでに出会った人との関係構築にも力を入れていることが特徴です。すでにマッチングが成立した人との親密度やまた会いたい気持ちを可視化することができ、再会のきっかけも作ってくれます。

経営者マッチングサービス選定のポイント

経営者マッチングサービスを選ぶ際は、以下のポイントに注意しましょう。

登録者のユーザー層があっているかを確認する

経営者マッチングサービスによって登録している経営者の企業規模や業種はさまざまです。また経営者ではない社員が利用できる場合もあります。自分自身が繋がりたい経営者とのマッチングが可能か、事前に登録ユーザー層を確認しておく必要があります。

機能やサービスが自社の利用目的に合っているかを確認する

特定の規模や業種に絞ってアプローチを行ないたい場合、そのような企業検索の機能がないと効率的利用は困難です。

また、サービスによっては経営者自身が相手にメッセージを送ってスカウトをしなくてはいけないものもあれば、サービス担当者がコンシェルジュ的にマッチングを支援してくれるものもあります。

事前に自社の想定する利用方法に合っているかを確認しましょう。利用にあたって経営者自身に負荷がかかりすぎるようなサービスは継続的な運用に支障をきたすことも考えられます。

経営者マッチングサービス活用のコツ・注意点

経営者マッチングサービス・アプリ9選と活用のコツを解説

それでは最後に、経営者マッチングサービス活用のコツや注意点を見ていくことにしましょう。

自分自身のプロフィールを充実させる

自社の商品やサービスを紹介するのはもちろん、プロフィールを充実させると経営者に興味を持ってもらいやすくなり、マッチングが成立する可能性も高まります。

例えば、

  • 自分自身の実績や強み
  • 自分自身が提供できるノウハウや情報

などです。

それ以外にも自分自身の趣味や出身地、出身校などを記載しておくことで話のきっかけも生まれやすくなります。

営業色を強く出しすぎない

登録者によっては、純粋に他企業や異業種から様々な情報を提供してもらい、コミュニケーションを楽しみたいといった人もいます。

そのため、最初から営業色の強いメッセージを送ってしまうと、マッチングの機会を失ってしまう可能性もあるため注意しましょう。

先方のニーズや目的を理解するように努める

経営者マッチングサービスを利用する人は、様々な目的で使用しています。

マッチングを希望する相手がどのような目的でサービスを利用していて、どのような理由からミーティングを行なってもいいと思ってくれたのかなど、相手のニーズや目的をきちんと理解するよう努めましょう。

下準備をした上でMTGに臨む

経営者は多忙です。そのため、ミーティングを行う際は、自分で事前に調べられることはWebサイトなどで確認しておきましょう。

公開されている情報にもかかわらず、事前に調べずに質問をしてしまうと、時間も無駄になるばかりでなく、相手の印象も悪くなるため注意が必要です。

まとめ

経営者マッチングサービスは、決裁者への営業アプローチが行える他、パートナー企業の発掘やスポット的なコンサル、経営相談や事業相談を行えます。

経営者マッチングサービスには様々ありますが、登録者のユーザー層が自社が求めるものに合っているか、また、機能やサービスが自社の利用方法に合っているかなどをきちんと確認した上で選ぶとよいでしょう。

この記事の監修者

Anycrew Blog 編集部

フリーランス・複業・副業など個人で働く方と企業のマッチングプラットフォームAnycrewを開発するエニィクルー株式会社のメンバーです。

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