「WEBマーケティングの仕事で稼ぎたいけど案件獲得の方法がわからない」
「フリーランスのWEBマーケターとして継続的に仕事を獲得したい」
このような不安や悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
フリーランスのWEBマーケターにとって案件獲得は最重要課題です。 継続して案件が獲得できなければ、フリーランスとして継続もままなりません。
そこでこの記事では、おすすめの案件獲得サイトを紹介し、フリーランスのWEBマーケターとして活躍するためのスキルやその習得方法、アピール方法などを網羅的に解説します。
フリーランスとしての収入基盤を固めるために案件獲得方法を模索している方は、記事内容を参考にし、ご自身に合ったサイトで案件を探してみていただければと思います。
Webマーケティングのフリーランス案件をお探しの方にはAnycrewがおすすめ
Anycrewはフリーランス・副業人材と企業のマッチングサービスです。「週1日から」「リモートOK」など柔軟な働き方が可能な案件を中心にフリーランス・副業案件をご紹介しています。
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Anycrewの特徴
- 「週1日から」「リモートOK」など柔軟な働き方が可能な案件が中心
- Webマーケティングの案件が豊富
- IT系スタートアップなど急成長企業での副業にチャレンジ可能
目次
- 未経験からWEBマーケターのフリーランスになる方法
- WEBマーケティング実務経験者がフリーランスになる方法
- WEBマーケティングのフリーランスが任される業務の例
- WEBマーケティングのフリーランス向けの案件例
- WEBマーケティングのフリーランスに必要なスキル
- フリーランスWEBマーケターの年収目安
- フリーランスWEBマーケターが仕事を獲得するコツ
- フリーランスWebマーケターにおすすめの案件獲得サイト7選
- ・Anycrew
- ・Professional Marketer
- ・lotsful(ロッツフル)
- ・KAIKOKU
- ・クラウドテック
- ・ランサーズ
- ・プロの副業
- 稼げるフリーランスWEBマーケターになるには
- フリーランスWEBマーケターの将来性
- フリーランスWebマーケターにおすすめのサイトのまとめ
未経験からWEBマーケターのフリーランスになる方法
WEBマーケターのフリーランスとして活動するために、取得しなければならない資格や学歴はありません。
具体的には以下の方法でフリーランスのWEBマーケターを目指すのがおすすめです。
WEBマーケティングの実務を経験する
フリーランスのWEBマーケターになる一番確実な方法は、WEBマーケティング業務の実務経験を積むことです。これが、WEBマーケティングの知識と実践能力があることを証明する一番分かりやすい方法だからです。
逆に、WEBマーケティングの実務経験がないと、WEBマーケターのフリーランスとして独立した際に、クライアントから信頼を得にくくなるため案件を獲得することが難しくなります。
実際、フリーランス向けの案件では「1〜3年以上の実務経験」が必要な案件がほとんどです。
一方、正社員であれば未経験でもWEBマーケティング担当者になれる求人はたくさんあります。
まずは正社員でWEBマーケティング担当者になり、スキルを身に着けてからフリーランスとして独立するのが一番の近道です。
WEBマーケティングの知識やスキルを身に付ける
他に、独学でWEBマーケティングを身につける方法もあります。WEBマーケティングを学べるオンラインスクールに通うのも良いでしょう。
ただ、実務経験なしではフリーランスとして独立するのが難しいのも確かです。独学すればWEBマーケティングの知識は身につけられますが、実践を通して身につくスキルを身につけるのは難しいからです。
この時におすすめなのが、自分でSNSやブログを運用することです。SNSやブログ運営など、ひとりでできるWEBマーケティングの実践で高い成果を出せば、多くの企業はあなたの力を借りたいと考えるでしょう。
また、上で述べたWEBマーケティングを学べるスクールの中には案件獲得までアシストしてくれるところもあります。
WEBマーケターのフリーランスとして独立する
WEBマーケティングの実務経験を積んだり、独学して自分で成果を出せるようになったりしたら、WEBマーケティングのフリーランスとして独立しましょう。
この時に重要なのが、「いきなり独立しない」ことです。
いきなりWEBマーケターのフリーランスとして独立しても、仕事がなければ意味がありません。継続して依頼してくれるクライアントと案件を確保してから独立することがおすすめです。
そのため、まずは副業でWEBマーケティングを始めるのがおすすめです。
WEBマーケティング実務経験者がフリーランスになる方法
WEBマーケティングの実務経験者がフリーランスになる時には、以下のような手順を踏むのがおすすめです。
- スキルの棚卸しをする
- 副業でWEBマーケティングの案件を獲得する
- フリーランスのWEBマーケターとして独立する
それぞれの手順について詳しく説明します。
①スキルの棚卸しをする
WEBマーケティング実務経験者がフリーランスになるなら、まず自身のスキルをしっかりと把握しておくことが重要です。広告運用・SEO対策・コンテンツ制作・コンテンツ運用・SNS運用・データ分析・WEBディレクションなど、自身の実務経験やスキルを洗い出して、WEBマーケターとしてどのような貢献ができそうか整理しましょう。さらに最新の技術や手法を勉強したり、実践的なスキルを身に付けたりすることは、フリーランスとして独立する上で重要なポイントです。
②副業でWEBマーケティングの案件を獲得する
次に、副業でWEBマーケターの案件を獲得し、クライアントとの関係を築いておくとよいでしょう。この時、副業マッチングサービスを利用したり、友人や知人、過去のクライアントから紹介を受けたりすることで仕事が得られるでしょう。
③フリーランスのWEBマーケターとして独立する
最後に、フリーランスのWEBマーケターとして独立します。この時にはすでに、継続的な案件を確保しておくと安心です。
WEBマーケティングのフリーランスが任される業務の例
ここでは、WEBマーケティングのフリーランスが任される業務の例を紹介していきます。
広告運用
WEBマーケティングにおける広告運用とは、SNSやWEBサイトで表示される広告を配信することを指します。広告運用は、WEBマーケティングの中でも重要な役割を担っており、自社のサービスや商品を多くの人に伝えるために用いられます。広告運用では、広告を配信する媒体を選択し、該当するターゲット層に合わせたコンテンツを作成します。また、それらを使用して自社のサービスを広く宣伝するため、コスト効率の高い広告運用を行うことが重要です。
WEB広告にはさまざまな媒体があり、ターゲット層や予算に応じて、最適なものを活用する必要があります。例えば、リスティング広告には、購買意欲が明確な人にアプローチできるメリットがあります。WEBマーケターのフリーランスとして仕事を受ける時には、クライアントがすでに運用している広告を任される場合が多いです。実務経験豊富であれば、自社に最適な広告媒体の選定を依頼される場合もあるでしょう。
SEO対策
SEO(検索エンジン最適化)とは、検索順位を上げる活動のことです。WEBマーケティングのフリーランスに与えられるミッションは、WebサイトのSEOを最適化し、成果を最大化することです。そのために指標として、オウンドメディアであればリード獲得数やアシストCV数などが挙げられます。具体的に行うべき業務はさまざまですが、SEOは大きく、コンテンツSEOとテクニカルSEOの2つに分けられます。WebメディアであればコンテンツSEOのスキルを求められることが多いです。コンテンツSEOでは下記で説明するような、記事を作成し、改善していくスキルが求められます。一方、求人サイトなどデータベース型のサイトであれば、テクニカルSEOのスキルを求められることが多いです。テクニカルSEOでは表示速度の改善、サイトのリンク構造の改善などを行います。その
コンテンツ制作・運用
WEBマーケティングにおいて、コンテンツ制作・運用とは、WEBサイトや動画などのコンテンツを企画し、制作・運用することを指します。WEBマーケティングのフリーランスには、クライアントのWEBサイトの訪問者を増加・維持させることを依頼されます。
コンテンツの企画、ライターやクリエイターへのディレクション業務、編集業務など幅広いスキルが必要になるでしょう。
SNS運用
SNSマーケティングとは、TwitterやInstagram、LINEなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を活用したマーケティングのことを指します。SNS運用の場合、SNSのフォロワー増加や投稿のエンゲージメント率を高めることを目指します。SNS運用を行う際には、SNS上での訴求内容の作成からターゲティング広告の設定まで、専門性の高い知識が必要です。また、SNSのアカウント作成から依頼された場合は、ユーザーのペルソナ設定や運営戦略の企画・精査を担当した経験がある人が有利と言えるでしょう。
データ分析
WEBマーケティングにおいて、データ分析とは、収集したデータを分析し、その結果をもとに改善することを指します。WEBサイトやキャンペーンの効果測定、ユーザーの行動分析などのスキルが必要です。
データ分析では、仮説を立案し、それをデータで確かめ、次の施策に活かすPDCAを回す力も求められます。
WEBディレクション
WEBディレクションとは、プロジェクトを管理し、指揮監督することです。
クライアント、もしくは自社が最大限の成果を挙げられるよう、全体のまとめ役を任されています。そのため、ライター、デザイナー、エンジニアなどプロジェクトに関わるすべての人をまとめる責任の大きな仕事です。
具体的な仕事としては、プロジェクトに必要なコンテンツの方向性を決定することや、制作するためのライターやデザイナー、エンジニアへの発注や指示出し、プロジェクト全体のスケジュール管理などを行います。
そのため、未経験からいきなりWEBディレクションを任されることは少ないでしょう。まずは、WEBマーケティングのフリーランスからプロジェクト管理に関する案件を受けるなど、実務経験を積むことが必要になります。
WEBマーケティングのフリーランス向けの案件例
ここでは、過去にAnycrewで募集されたフリーランス向けのWEBマーケティング案件をご紹介します。
その他、最新の案件は以下よりご確認ください。
WEBマーケティングのフリーランスに必要なスキル
次は、WEBマーケティングのフリーランスとして活動するにあたって必要なスキルをご紹介します。
上記の業務に関するスキルのうち少なくとも1つ
WEBマーケティングのフリーランスとして活動するためには、広告運用やSEO対策、コンテンツ制作など上記で説明したスキルのうち、少なくとも1つの専門性が高くなければなりません。例えば、広告運用であればリスティング広告やディスプレイ広告、ソーシャルメディア広告を運用する知識を持ち、クライアントに最適な提案を実施する必要があります。
コミュニケーション能力
WEBマーケティングのフリーランスに必要なスキルの中でも、コミュニケーション能力は特に重要です。WEBマーケティングで効果的な施策を立案するためには、クライアントのニーズを正確に把握しなければなりません。また、WEBマーケティングを行う上で、多くの業務担当者とやり取りが発生します。そのため、相手の意見を汲み取った上で、自分の意見を伝えるコミュニケーション能力が求められます。
施策立案能力
施策立案能力とは、新しい施策を考え出し、実現に向けた計画を策定する能力です。また、データや市場の状況を把握し、試行錯誤を繰り返しながら、最適な施策を考え出す能力も不可欠でしょう。
施策を立案する能力を身に付けるための方法として、WEBマーケティングに関する本や記事を読み、最新のトレンドを取り入れることも大切です。また、他のWEBマーケターやデジタルマーケターと交流を持つことで、新しいインスピレーションを得ることもできます。
フリーランスWEBマーケターの年収目安
WEBマーケティングのフリーランスにおける平均年収は600〜840万円と言われています。雇用形態にはリモートワークと常駐があり、一般的に常駐の方が年収が高い傾向にあります。リモートワークは時間や場所を問わず作業を行うことができ、自宅でも働けるという利点がありますが、常駐の方が高い年収を期待できます。また、プロジェクト規模やクライアントの予算、案件数などによって年収は変動します。
フリーランスWEBマーケターが仕事を獲得するコツ
フリーランスのWEBマーケターとして活躍するには、次のような案件獲得方法を積極的に取り入れることが重要です。
有益な情報を継続して発信する
SNSやブログなどでWebマーケティングに関する有益な情報発信を続けていれば、Webマーケティングに興味をもつ見込み顧客とつながることができるかもしれません。
多くの企業や個人がWebマーケティングについての情報発信を行っているので、その中で注目をしてもらうのは決して簡単ではありません。しかし、自分の強みを活かしたニッチな領域を見つけて、そこに特化した情報発信を続けていくことで勝機があるかもしれません。まだ競合が少ない新しいメディアを積極的に活用していくというのも一つの手でしょう。
Web上での情報発信により、見込み顧客を集めるという経験は、Webマーケターとしてのスキルアップにもつながるので、是非トライしてみていただければと思います。
複数のマッチングサイト・クラウドソーシングサイトをチェック
とはいえ、個人の力だけで案件を安定的に獲得してくるのは容易ではありません。ここ数年でフリーランスや副業の方のためのマッチングサービスも増えているので、積極的に複数のサービスに登録して案件の情報をチェックしましょう。
サービスによって取り扱う案件のジャンルはかなり異なるので、複数のサービスを使う中で自分にあったサービスを見つけ出しましょう。
実績やできることを伝わりやすくまとめておく
どういった経路で案件を獲得するかに関わらず、面談や商談の場で「自分自身がどのような貢献をすることができるか」を明確に伝えられる必要があります。
これまでの実績、経験、得意領域などはまとめておいて、クライアントに合わせて適切な自己PRや提案ができるようにしておきましょう。
友人や知人から紹介を受ける
友人や知人はあなたのスキルを理解しているので、スキルを活かせる案件を依頼してくれるでしょう。また、お互いにどのような人物か把握できているため、安心してやり取りできるはずです。さらに、友人や知人の紹介で仕事を獲得できる可能性も広がります。
過去のクライアントに声をかける
これまで取引のあった過去のクライアントに声をかけることも大切です。すぐには依頼が来なくても、フリーランスであればやり取りがスムーズなので、優先的に案件を紹介してくれることもあるでしょう。
企業に直接声をかける
自身のポートフォリオを作成し、企業に直接声をかけることも検討してみてください。SEOを専門とする企業や広告代理店に営業してみることも選択肢の1つです。表向きにはWEBマーケターを募集していなくても、直接声をかけることで案件を獲得するきっかけにつながる可能性もあるでしょう。
フリーランスWebマーケターにおすすめの案件獲得サイト7選
ここでは、案件獲得に役立つ7つのサービスを紹介します。
Anycrew
Anycrewはフリーランスや副業を探している方に向けた案件マッチングサービスです。
職種はオールジャンルですが、マーケターやコンサルタントなどビジネス系で比較的単価の高い案件や柔軟な稼働が可能な案件が多いのが特徴です。スタートアップの創業メンバー募集などチャレンジングな案件が多いのも面白いポイントです。
エージェントサービスも提供しているので、サポートを受けつつ案件の紹介を受けたい方は活用してみてはいかがでしょうか。
運営会社 | エニィクルー株式会社 |
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案件・求人ジャンル | マーケター、エンジニア、経理 営業、デザイナー、人事 ライターなど |
案件数 | 非公開 |
手数料 | 無料 |
受注方法 | プラットフォーム、エージェント型 |
Professional Marketer
Professional Marketerはマーケターを必要としている企業へ、プロのマーケティング人材をマッチングするサービスです。
Professional Marketerで以下のようなスキルやキャリアを活かせる案件があります。
- SEOコンサルティング/コンテンツマーケティング
- webプロデューサー/webディレクター
- ソーシャルマーケティング
- ECコンサルタント
実績、案件の例をみると、フルタイムの勤務ではなく、週に3時間から8時間程度の副業向きの案件も掲載されています。
報酬は週3日で月15万円など比較的高単価の案件が扱われているようです。
運営会社 | 株式会社アカラ |
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案件・求人ジャンル | SEOコンサルティング、コンテンツマーケティング webプロデューサー/webディレクター ソーシャルマーケティング、ECコンサルタント |
手数料 | 非公開 |
受注方法 | 不明 |
lotsful(ロッツフル)
lotsful(ロッツフル)はキャリアアップを考える個人へ、タレントプランナーと呼ばれる専任の担当者をつけてベンチャー企業とマッチングを行うサービスです。
lotsful(ロッツフル)の強みは以下の3点に集約されます。
- 副業を通じてキャリアアップできる
- タレントプランナーによる的確なマッチング
- 週1回・4時間〜/月10万円〜リモートなど柔軟な働き方が選べる
lotsful(ロッツフル)は案件の質の高さを強みとしてアピールしており、副業を通じたスキルアップ、タレントプランナーによる的確なマッチングを提供しています。
副業で獲得した新しいスキルを本業でも活かしたい方にとっては、よいマッチングサービスとなるでしょう。
案件内容を確認したところ、エンジニア関連の募集が少しある程度で残りはWEBディレクターや新規事業のコンサルティング、リーダーポジションの募集が多く見られました。
WEBマーケターとしての活躍の場も数多く提供されています。
運営会社 | パーソルイノベーション株式会社 |
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案件・求人ジャンル | 新規事業開発、経営層直下、ベンチャー支援 先端テクノロジー、マーケティング、営業戦略 人・組織づくり |
手数料 | 無料 |
受注方法 | エージェント型 |
KAIKOKU
カイコクはマーケティング案件に強みをもつ、マッチングサービスで、副業の他にも転職案件の紹介も行っています。
運営会社のBLAMはデジタルマーケティング事業も運営しており、自社が携わった成功事例が紹介されているので、登録を考えている方は目をとおしておくと案件のイメージが掴みやすくなるでしょう。
カイコクの強みは以下のとおりです。
- マーケティング系の案件に特化
- 詳細なスキル登録・診断によりスキルを可視化
- 自治体や東京メトロ、スタートアップなど利用企業が幅広い
マーケティングに強いカイコクですが、これからマーケティング人材を目指す方にも案件を獲得できるチャンスがあります。
運営会社 | 株式会社BLAM |
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案件・求人ジャンル | マーケター、各種クリエイター |
手数料 | 無料 |
受注方法 | エージェント型 |
クラウドテック
クラウドテックはクラウドソーシング大手の株式会社クラウドワークスが運営するフリーランス向けの求人情報サイトです。
案件内容はWEB関連の仕事を中心に数多くそろっており、WEBマーケターの案件も調査時では31件掲載されて胃ました。
クラウドテックの強みは以下のとおりです。
- リモート案件が全体の33%
- スタートアップから大手まで豊富な登録社数
- 月締め翌月15日支払いのサイクル
クラウドソーシング大手のクラウドワークスが運営するサービスなだけに、登録社数や案件の豊富さは際立った特徴として挙げられます。
報酬未払いへの対処はフリーランスにとって、大きな懸案事項ですが、クラウドテックを利用すると、早いサイクルの支払いが約束されている点も見逃せないポイントです。
WEBマーケターに限定すると案件はやや少な目ですが、プロダクト開発、運営の項目でもWEBマーケターが活躍できそうな案件が見られましたので、幅広く探してみると良いでしょう。
運営会社 | 株式会社クラウドワークス |
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案件・求人ジャンル | エンジニア、デザイン、ライティング マーケティング、プロダクト運営 |
手数料 | 無料 |
受注方法 | エージェント型 |
ランサーズ
ランサーズはクラウドワークスと双璧をなす、国内大手のクラウドソーシングサイトです。
案件数はクラウドワークスに劣るものの、ネット上ではクラウドワークスに比べて案件が獲得しやすいという口コミも見られます。
ランサーズのおすすめポイントは下のとおりです。
- 認定ランサーなどの実力を証明するわかりやすい仕組みがある
- ランサーズが主催するスキルアップイベントなどの機会がある
- 案件の競争率が低め
ランサーズでは、ある程度の仕事をこなして認定ランサーとなると、目に見えて案件が取りやすくなり、ランサーズの運営からワークショップやイベントの案内も届くようになります。
ランサーズでは報酬から20%分、システム利用料が引かれますので計算に入れておきましょう。
運営会社 | ランサーズ株式会社 |
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案件・求人ジャンル | 事務・コンサル・専門職、システム開発・運用 ライティング・ネーミング、デザイン制作 写真・動画・ナレーション、WEB制作・WEBデザイン 翻訳・通訳 |
手数料 | 報酬の20% |
受注方法 | プラットフォーム型 |
プロの副業
プロの副業は、デジタルマーケティングや広報PRの案件をメインに、フリーランスや副業を探している方へ向けたマッチングサービスです。
運営会社の株式会社ホールハートは、プロの副業の他にも、コミュニケーション業界に特化した転職サービスの「プロの転職」なども展開しており、デジタルマーケティングや広報PR分野において深い知見を持ち合わせています。
戦略設計や、事業開発といった上流工程に携わることができる案件もあり、副業でもスキルアップをしたいと考える人には、オススメです。
運営会社 | 株式会社ホールハート |
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案件・求人ジャンル | デジタルマーケティング、広報PRがメイン |
手数料 | 無料 |
受注方法 | エージェント型 |
稼げるフリーランスWEBマーケターになるには
稼げるWEBマーケターになるには、マーケターとしての知識・スキルをしっかりと身に着けておく必要があります。
どのようなスキルが必要となるのか、またそれをどのように習得するのがよいかを具体的に見ていきましょう。
稼げるWEBマーケターになるために身につけておきたいスキル
WEBマーケターとして活躍するには、ぜひ身に付けておきたいスキルがあります。 以下、重要スキルをピックアップしました。
SEO・広告運用などWebマーケティングのスキル
当たり前ではありますが、フリーランスのWebマーケターとして案件を獲得するためには、SEOや広告運用、アクセス解析といったWEBマーケティングの知識と実務スキルが欠かせません。
今やSEO、広告運用、アクセス解析などに関する基本的な知識は、書籍やブログからでも入手することができ、ちょっと知識があるというだけで案件を獲得するのは難しくなっています。
Webマーケティングのプロフェッショナルとして仕事を獲得するためには、豊富な実務経験から得られる知見やスキル、まだ広く知れ渡っていない最新の情報などを備えておく必要があるでしょう。
営業スキル
Webマーケターに限らず、営業スキルはフリーランスにとって非常に重要です。 WEBマーケティングの知識やスキルが豊富にあったとしても、自分自身をうまく売り込むことができなければ、仕事を獲得することはできません。
もともと広告代理店やマーケティング支援会社で営業をされていた方などは特にこの点については問題ないかと思いますが、事業会社のインハウスのマーケティング部門出身の方や、エンジニアやデザイナー出身でマーケティングの支援も始められたという方などは営業面で苦労をされるかもしれません。
まずは場数を踏むのも重要ですので、多くのクライアントに会ってみましょう。その中で、ヒアリングを通して、クライアントの課題やニーズを特定し、それを自分自身のスキルや知見でどのように解決できるのかを説得力をもって伝えられるようにしていきましょう。
記事の後半で紹介しますが、最近では案件を紹介するサービスも増えていますので、そういったサービスで多くの見込み顧客に会ってみるのも良いでしょう。
クライアントワークのスキル
営業スキルと近い部分でもありますが、フリーランスのWEBマーケターにとっては、クライアントワークのスキルも非常に重要となります。
SEOやWEB分析、広告運用などのスキルが高くても、クライアントとのコミュニケーション、折衝が得意でないマーケターは多くいます。しかしフリーランスのWEBマーケターであれば、クライアントと直接接するのは自分しかいません。
- クライアントの要望、要求の正確な把握とすり合わせ
- 納品スケジュールの管理
- 期待値のコントロール
こういったことがしっかりできていないと、クライアントの高い満足度が実現できず、長期契約につなげることができません。
このあたりも、座学で学ぶことが難しい領域ではありますが、プロジェクト管理やコンサルティング業務の基本などは書籍などで勉強してみても良いかもしれません。
クリエイティブ制作のスキル
SEOやWeb広告の運用といった仕事を行なっていると、必ずと言っていいほど、Webサイト自体の改修や広告のクリエイティブ改善に話が及びます。その際に自分でちょっとしたHTMLのコーディングやバナー画像の制作ができると、受けられる案件の幅が広がり受注金額のアップにもつながります。クライアントからしても、複数の外注先に依頼するよりも1人に全て任せられる方が手間がかからず助かります。
自分でHTMLやクリエイティブ制作のスキルができればベストですが、それができなければ、依頼できる仲間を見つけておくとよいでしょう。
WEBマーケティングを学ぶ
次にWebマーケティングのスキルを身につける方法をご紹介します。
Web上での情報収拾
Webマーケティングに関する情報は、インターネット上に溢れかえっています。しっかりと取捨選択をして正しい情報源を見つけることができれば、Web場での情報だけでもかなりの知識が得られます。
正しい情報源を見つけるためには以下のような手段をとってみても良いでしょう。
- 実績のある企業/信頼できる企業の情報をチェックする
- Webマーケティング経験が長い人におすすめの情報源を聞いてみる
- Webマーケティングで実績を出している人のSNSアカウントをフォローする
セミナー受講
最近ではWebマーケティングのツールやサービスを提供する企業が頻繁に無料のWebセミナーを開催しています。こういった企業にとってはノウハウが商売道具という側面もあるため、すべてのノウハウを公開してくれるわけではありません。それでも基本的な知識の把握やトレンドをキャッチする意味では有意義なセミナーも非常に多くあります。
気になるWebマーケティングのツールやサービスを提供する企業のWebサイトを時折チェックしたり、メルマガに登録をしておいて、セミナーの情報をキャッチできるようにしておきましょう。
また、Webマーケティング講座のような、より体系的にまとまった情報を提供してくれる有料セミナーもあります。金額や内容のレベルにはかなりばらつきがあるので、よく吟味して自身のニーズにあったセミナーを受講してみましょう。
就職して実務経験を積む
書籍、セミナーで基本的な知識を身に付けても、実務経験がなければ、フリーランスとして案件を獲得するのは難しいでしょう。
- Webマーケティングに強い広告代理店
- Webマーケティングのサービスを提供する企業
- Webマーケティングのツールを販売する企業
こういった企業に就職をすることができれば、複数のクライアントに対して、Webマーケティングの提案をする機会が得られるため、フリーランスのWebマーケターとして必要な知識や実務経験を得るには最適です。
ただし、就職には色々なハードルがつきまといますので、やろうと思ってもすぐにできない方も多いでしょう。
そこでおすすめなのが以下に記載する「自分でWebサイトを運用する」という方法です。
自分でWEBサイトを運用する
自身でのWebサイトの立ち上げ、運用にほとんどコストはかかりませんし、やる気さえあればすぐに始められます。
知識が全くない、自信がないという方はまずブログサイトでブログを作ってみるだけでもよいでしょう。ある程度の基礎知識があって、もっと詳しく知りたいという方は、自身でWordpressなどをつかってサイトを構築してみましょう。
その上で、Google Analyticsのようなアクセス解析ツールを導入したり、SEO対策を行ってみたりすることで、Webマーケティングの実務能力を身につけることが可能です。
自身で運営するサイトであれば、フリーランスとしてのポートフォリオ/実績にも問題なく掲載できますし、集客が増えてくればそこにアフィリエイト広告を掲載して収益源を作ることも可能です。
知識がない状態から勉強して、サイト制作、運営まで行い、結果を出すのは大変ですが、成功した時の見返りは大きく、フリーランスへの足がかりとなりますので挑戦してみる価値はあるでしょう。
フリーランスWEBマーケターの将来性
最後に、市場環境を踏まえたフリーランスWEBマーケターの将来性について考えてみましょう。
インターネット広告費は右肩上がり
電通が2021年2月に発表した「2020年 日本の広告費」の調査結果によると、2019年から2020年のインターネット広告媒体費は前年比105.6%の伸びとなり、金額は1 兆 7,567 億円となりました。
2019年からの伸びは少し鈍くなっていますが、2016年の1兆378億円と比べると約169%の伸びとなっています。
インターネット広告媒体費の中でも特に動画広告の伸びが目立ち、2018年の2,027億円から2020年3,862億円となり、2021年には4,263億円に達すると予想されています。 5Gをはじめとしたインターネットのインフラ整備が進むと、利便性が向上することで利用機会が増え、併せて広告費もさらに伸びていくと予想されます。
広告費の増加が必ずしもフリーのWEBマーケターの需要増加につながるわけではありませんが、大枠としてのニーズは伸びていると考えてよいでしょう。
個人への発注のハードルが低下
また、個人のマーケターと企業をつなぐマッチングサービスが増えたことで、フリーランスや副業人材といった個人への発注のハードルが下がっていることも追い風となるでしょう。
まだまだ個人に仕事を頼むのは不安という企業の声もありますが、今後マッチングサービスがどんどんと改善され、信頼できる人材を簡単に見つけられるようになったり、副業の解禁により優秀な人材がマッチングサービスにもっと流れ込んできたりすれば、より個人への発注は増えるとも考えられます。
フリーランスのWebマーケターにとっての不安要素
一方で、フリーランスのWebマーケターにとっての不安要素もあります。 WEB企業や広告代理店、マーケティング支援会社の在籍者や出身者が、フリーランス・副業マーケットに参戦することで、競争が激化する可能性があります。事実、一部の副業マッチングサービスでは、案件に対して優秀な人材の供給が溢れていて案件の獲得が難しくなっているという話もあります。
また、Webマーケターがこれまで手間暇をかけて行なっていた業務がソフトウェアに置き換えられていっているという現状もあります。リスティング広告やSNS広告の運用は昔と比べると自動的に最適化が進むようになっており、細かいチューニングの必要性が下がってきています。また、広告運用やアクセス解析のレポートを自動化するようなツールも増えており、もともとWebマーケターが行なっていた業務が自動化されていっています。
全ての業務が完全に自動化されるとは考えづらいですが、人間にしかできない付加価値の高いサービスを提供できるようにしていかないと、案件の獲得が難しくなっていくと考えられます。
フリーランスWebマーケターにおすすめのサイトのまとめ
インターネット広告市場の拡大により、Webマーケターの活躍の場はどんどんと広がっています、一方で競争も激しくなっているので、しっかりとしたスキルや知識を身につけ、他の企業やフリーランサーと差別化をしていかないと安定的な案件の獲得が難しくなっているのも事実です。
自分ならではの強みを明確にし、その強みが活かせるような案件獲得の場を見つけ出すことで安定的な案件獲得を目指しましょう。
参考: 2020年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析 「2020年インターネット広告媒体費」解説。4マス媒体とほぼ並んだ「2.2兆円超」の内訳は?