
「副業を始めたいけど、どんな案件が自分に合っているのかがわからずなかなか応募できない」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、副業での案件獲得をサポートしてくれる副業エージェントサービスについてご紹介します。
目次
おすすめの副業エージェント7選!
まず、おすすめの副業エージェントを紹介します。特定の職種に強みを持つサービスや、幅広く案件を揃えているサービスまで、人気の副業エージェントを厳選しました。
Anycrew

マーケターやエンジニア、ITコンサル、デザイナーといったいろいろな分野の案件を取り扱っている副業マッチングサービスです。リモートOKの案件が大部分を占め、稼働日数も週1日からOKの案件など、柔軟な稼働ができる案件が多くなっています。また、スタートアップ企業の案件が多い点も特徴です。
Anycrewではクライアントから直接投稿された案件と、Anycrewのエージェントが仲介をしている案件がどちらも掲載されています。まずはエージェントに相談をしてから考えたいという方は、エージェントが仲介する案件に応募をしてみるとよいでしょう。
ITプロパートナーズ

一定のスキルを求められるITエンジニアやWEBデザイナーなど、やや専門的な副業の案件が豊富な副業エージェントです。業界・職種経験者の方であれば、専門的で高単価な案件も多いためおすすめできます。
また、副業として便利な週2~3日稼働の案件が豊富ですので、スキルがあって、無理のない副業案件を探している方にぴったりでしょう。さらにスタートアップやベンチャーの案件も多いため、そういった環境で経験を積みたいという方にもおすすめです。
Workship Agent

Workship Agentでは、エンジニアやデザイナー、マーケター、広報・人事といった幅広い職種の副業案件を揃えています。また、クライアントの規模も大手からベンチャーまで、働き方も週5常駐だけでなく土日のみや週1~3日のものもあり、案件のバラエティが豊富です。
プラットフォームサービスのWorkshipと、エージェントサービスのWorkship Agentの2つがあり、エージェントサービスを利用する場合には、Workshipの登録後に面談を行うことで希望の案件を紹介してもらえます。
プロの副業

プロの副業は、WEBマーケター向けの案件が豊富な副業エージェントです。
WEBマーケターとしての実務経験を活かして副業で活躍したい方はもちろん、副業の先のキャリアとして専業フリーランスを目指す方向けのサービスといえます。
ほとんどが非公開となっていますが、SEOやコンテンツマーケティングといったデジタルマーケティング領域や広報PR、新規事業計画を中心とした案件が豊富なエージェントですので、WEBマーケターとして実績を積みたい方は会員登録して案件を確認してみることをおすすめします。
CARRY ME

マーケティングやPR職の案件に強みを持つ副業エージェントです。Webサイト上では「プロ契約」「プロ人材」という言葉を多用しており、スキルや経験が豊富なハイレベルな方向けのサービスと言えます。報酬の相場も月額20~50万円と比較的高めの設定となっています。
Crowdtech

職種としてはエンジニアやデザイナー、ディレクターなどの案件が多く、働き方としてリモートワーク関連の案件が充実しています。また、東京・大阪・福岡の三拠点に営業所があるため、首都圏以外の地方案件が多いのも魅力です。
クラウドソーシングサービスの老舗クラウドワークスが運営ということもあり、案件数は他サービスと比べても多くなっていますが、その一方、稼働日数が週4日以上など副業というよりはフリーランス向けの案件が多いのも特徴です。
シューマツワーカー

エンジニアやデザイナー、マーケターの副業案件を豊富に揃えています。サービス名の通りの週末だけの稼働の案件や、平日夜間の稼働がOKな案件など稼働時間が少なめの案件が多く、稼働場所もリモートの案件が多いため、副業として取り組みやすいサービスと言えます。
副業案件を獲得するためのサービスの分類
近年、多くの企業が多様な働き方を認めるようになり、本業のほかにも副業として仕事をする人が多くなっています。ご自身のスキルや経験を活かして副収入を得たいという方は多いと思いますが、自分がどのような副業で活躍できるのか、具体的にイメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。
そういった方はまず、「副業マッチングプラットフォーム」や「副業エージェント」サービスに登録をして、どんな案件があるのか、どんな案件を紹介してもらえるのか見てみるのが良いかもしれません。
副業マッチングプラットフォーム
副業マッチングプラットフォームとは、求人をする企業側と、副業を探している個人をマッチングさせるサイトやアプリなどのことで、大きく以下のような特徴があります
・自分で案件に応募してクライアントと直接やりとりをし、案件を受注する
・報酬は高いものもあれば、かなり少額なものもある
・プラットフォームの手数料は比較的少ない
副業を探している個人は、自分自身で案件に応募して、クライアントと直接やりとりして案件を受注します。そのため、契約もクライアントと個人で直接契約となるケースが少なくありません。
近年、マッチングプラットフォームは増加傾向にあり、サービスによって案件の分野はビジネス系からクリエイティブ系など多岐に渡っています。また、報酬の幅も広く、クラウドソーシングサービスなどでは、かなり少額なマイクロタスクと言われるような案件も掲載されています。
副業エージェント
副業エージェントとは、エージェント(仲介人)が求職者と求人企業の間に入って、案件の紹介・マッチングをするサービスのことです。以下のような点が特徴として挙げられます。
・エージェントが営業や提案を代行してくれるので手間が省ける
・報酬は高単価の案件が多い
・仲介手数料も比較的高め
エージェントが案件探しとクライアントへの提案まで代行してくれるため、手間が少なくて済む点が便利です。また、エージェントの腕次第の部分もありますが、登録者に合った案件をエージェントが客観的な目線で提案してくれるため、副業をしたことがない方であっても、自分にあった案件にたどり着きやすいといえます。
上記のような業務をエージェントが代行するため、比較的案件の単価は高く、手数料も高めの設定がされていることが多いです。(報酬単価や手数料が小さい案件ではエージェントの人件費が賄えないため)
副業エージェントを利用した働き方
ここからは副業エージェントを利用して、案件を実際に獲得するまでの流れを紹介します。
いろいろな企業がサービスを展開していますが、多くのサービスにおいては稼働開始までの流れは以下の通りです。
1.エージェントサービスへの登録
2.エージェントとの面談
3.案件への応募
4.クライアント、エージェントとの三者面談
5.契約
以上の5つの工程をそれぞれ解説します。
エージェントサービスへの登録
副業エージェントを利用するには、まずエージェントサービスに登録します。登録時にはプロフィールに加えて、職務経歴書の提出を求められるケースもあるので準備をしておくとよいでしょう。
エージェントサービスはいくつもあり、サービスによって案件のレベルや単価に差異があります。さらには、得意とする業界・職種なども異なります。
自身に最適な案件を選ぶために、複数のエージェントに登録して比較しながら副業を探すのがおすすめです。
エージェントとの面談
エージェントサービスに登録した後に行われることが多いのが、エージェントとの面談です。
この面談で、スキルや条件、案件の希望などについて、エージェントからヒアリングを受けます。面談で伝えた自身のスキルや経験、希望条件などに応じて案件が紹介されるため、それらをできるだけ詳しく伝えておきましょう。
紹介された案件に応募する
面談後は、エージェントからその場で案件を紹介してもらえるケースもあれば、一旦持ち帰りで案件が見つかり次第紹介となるケースもあります。
案件の紹介を受けたら、業務内容や条件などの詳細を確認しつつ、応募意志の有無を伝えます。
応募をする場合は、クライアントとなる企業の課題や求人の狙いなどをできるだけ詳細にエージェントに質問をするようにしましょう。そうすることで、クライアントとの面談時に、的確な受け答えや提案をしやすくなります。
クライアント、エージェントとの三者面談
クライアント側での書類選考の結果、面談を希望してもらうことができたら、クライアント、エージェントとの三者面談となります。
できるだけクライアントや事業について事前に調査を行い、自分自身のどんなスキルや経験がどのようにクライアントに貢献できそうかを整理しておくようにしましょう。それにあたって、必要な情報があればエージェントに質問をしてみるのも良いでしょう。
契約締結
面談の結果、互いに参画を希望すれば契約となります。エージェントサービスの場合は基本的には契約の雛形が用意されているのでその内容を確認した上で契約を締結しましょう。
また、エージェント経由の場合は契約対象がエージェントサービスの提供企業となる場合もあるのであらかじめ認識をしておきましょう。
無事契約の締結が完了すると、業務が開始となります。
副業エージェントを利用する前に準備しておくもの
すでに触れていますが、副業エージェントサービスを利用する前に準備しておいたほうがよいことがあります。それは次の3つです。
・スキル、職歴、自身の強みの棚卸をする
・棚卸したスキルや職歴をもとに職務経歴書を作る
・希望案件の種類や条件を明確にする
以下で個別に解説します。
スキル、職歴、自身の強みの棚卸をする
前述の通り、副業エージェントに登録後、電話やリモートにてエージェントとの面談が設けられます。面談ではエージェントが案件を紹介するための材料として、登録者のスキルや職歴、強みなどを、ヒアリングをします。
面談内容は紹介をしてもらえる案件の内容に影響するので、面談前までに自身のスキルや強みを整理して正確に伝えましょう。本業で担っている業務から過去に経験した業務、得意なこと、不得意なことまで、できるだけ詳細に伝えられる準備をしておくことをおすすめします。面談でエージェントにスキルや経験を印象強く伝えておけば、よりよい案件を数多く紹介してもらえます。
棚卸したスキルや職歴をもとに職務経歴書を作る
そして、エージェントはクライアント企業に対して、登録者の情報がまとまった履歴書や職務経歴書などの資料を提示することが多くあります。
そのため、登録者は履歴書や職務経歴書に、自身のスキルや経験を過不足なくまとめておきましょう。自身が魅力的にみえるようにしておけば、契約まで結びつく可能性も高まります。また、サービスによっては指定のフォーマットがある場合もありますが、一度しっかりとした中身をつくっておけば、フォーマットが変わっても簡単につくりなおすことができるでしょう。
希望案件の種類や条件を明確にする
副業の場合、正社員の場合よりも稼働時間や働き方の幅が広いため、詳細な部分も明確にしておかないと、後になってミスマッチに気が付く場合もあります。
たとえば、希望する報酬額や稼働量、稼働のタイミング(平日なのか土日なのか)などは、明確にエージェントに伝えられるようにしておきましょう。例えスキルや経験がマッチする案件であっても、働き方や条件でミスマッチが起きると継続は難しくなってしまいます。
気になる収入の目安
副業をするうえで、実際にどれくらいの収入を得られるのかは最も気になるところではないでしょうか。ここで副業の気になる収入について解説します。
報酬額は案件によって様々
「副業はお小遣い稼ぎ程度の金額しか稼げないのでは」といったイメージを持っている人もいるかもしれませんが、副業人材の活用が企業に広がる今、高報酬の案件も多くなっています。
もちろん、副業マッチングプラットフォームや副業エージェントのサービスによっても案件の内容には違いがあるので、各エージェントサービスのWebサイトで公開されている案件をチェックしてみましょう(ただしWebサイトに掲載されている事例は好条件のものを中心に掲載している可能性もあるので、実際に登録をして紹介を受けてみるのがおすすめです)。
まとめ
ここまで、副業獲得におすすめのサービスの紹介、副業を獲得するための方法、副業エージェントの特徴、副業エージェントの利用手順の解説などをしてきました。
副業は金銭的なプラスだけでなく、取り組み方によっては自身のスキルアップにもつながります。副業エージェントを活用して、自身にぴったりな副業をしてみてください。